MPAndroidChartでグラフを表示する方法【Androidアプリ開発】

ライブラリ「MPAndroidChart」を利用して、導入から簡単なグラフを表示するところまで説明します。

本記事はとりあえずグラフを表示したいという方向けの内容です。様々なグラフを表示することが可能なライブラリとなっています。

実装方法

ライブラリを追加する

まずは、gradleに下記の通り追加します。

build.gradle(プロジェクト)

allprojects {
    repositories {
        …
        maven { url 'https://jitpack.io' }
    }
}

build.gradle(:app)

dependencies {
    …
    implementation 'com.github.PhilJay:MPAndroidChart:v3.1.0'
}

レイアウトに追加する

activity_main.xml

以下の通り、配置したいところに追加します。

<com.github.mikephil.charting.charts.LineChart
android:id="@+id/line_chart"
android:layout_width="match_parent"
android:layout_height="match_parent"
/>

デザイン上だと、コンポーネントツリーに「line_chart」と表示されます。

レイアウト

グラフを表示する処理を追加する

MianActivity.kt

アプリ起動時にあらかじめ設定したデータをグラフとして表示するようにします。

override fun onCreate(savedInstanceState: Bundle?) {
    super.onCreate(savedInstanceState)
    setContentView(R.layout.activity_main)

    //linechartのコンポーネントを取得
    val lineChart: LineChart = findViewById(R.id.line_chart);

    //グラフのデータを設定(データを増やす場合は、ここで追加していく)
    val value: ArrayList<Entry> = ArrayList()
    value.add(Entry(0F, 100F))
    value.add(Entry(1F, 200F))

    //linechartに設定
    val valueDataSet = LineDataSet(value, "sample")
    lineChart.data = LineData(valueDataSet)
}

実行結果

2点を結ぶグラフを表示しています。

実行結果

まとめ

MPAndroidChartでグラフを表示する方法を紹介しました。

MPAndroidChart は様々なグラフを表示することが可能となっていて、とても便利なライブラリです。今回は、ライブラリの導入から簡単なグラフを表示するところまで説明しました。

他の種類のグラフの実装方法等、もう少し詳しい内容は以下の記事をご覧ください。

学習方法

Javaの基礎を学ぶ

Androidアプリ開発では、JavaやKotlinが用いられます。
いきなりAndroidアプリ開発を学習するのは難しいので、Javaの基礎から学習しておくと理解しやすくなります。

既に、Javaの学習経験・開発経験がある方は必要ありませんが、Java言語を使ったことがないという方は、Javaの基礎から学習することをオススメします。

また、Kotlinに関しては、Javaを簡略したような書き方となっています。Javaの基礎知識がないと学習が難しいですが、Javaの基礎知識があれば、ご自身で調べながら学習することも十分に可能です。

 

独学が難しいと思ったら…

プログラミングスクールを活用してみても良いでしょう。
通常のプログラミングスクールは、数十万円の費用が掛かる場合があり、中々手が出しづらいですが、サブスク型のプログラミングスクールも存在しています。
サブスク型と言っても、通常のプログラミングスクールと同じように、現役エンジニアによるサポートも付いています。
最も安い基本的なコースで、月額1万円ほどとなっており、他のプログラミングスクールよりも初期費用が安いため、気軽に始められます。

Androidアプリ開発を学ぶ

Javaの基礎知識があったとしても、Androidアプリ独特の仕組みがあるため、とっつきづらいです。

Javaでの開発経験があれば、問題を解決しながら学習することも可能です。しかし、(当サイト含め)ネットでの情報は断片的に解説されていることも多く、流れで理解するのは難しいかしれません。

ご自身で調べながら学習することが難しいと感じたら、市販の参考書を活用すると良いでしょう。参考書では、Androidアプリ開発というテーマに沿って、1冊内で解説していく流れとなっていますので、入門書として活用すると理解がしやすくなります。

Kotlin版

Java版

 

Androidアプリ開発
この記事を書いた人

エンジニアとして仕事をしています。
仕事や趣味を通して、開発やプログラミングについて学んだことを綴っていきます。
 ・実務経験は、WEBシステムのサーバーサイドコーディングがメイン
 ・アプリ開発は趣味程度

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