FloatingActionButtonは通常のButtonとどう違うのか、使用することでどのようなメリットがあるのか説明しています。
FloatingActionButtonとButtonの違い
どちらも押すことでアクションを起こすという点では違いはありません。
大きな違いは、ボタンが他のコンポーネントから独立しているのかという点です。
Buttonは配置すると他のコンポーネントと同じ動きをします。スクロールして見えなくなると押すことは出来なくなります。ボタンを押したい場合は、もう一度スクロールで戻らなければいけません。
それに比べて、FloatingActionButtonは名前の通りFloating(浮いている)しています。ですので、画面をスクロールしたとしても、ボタンはその場にとどまります。いつでも押すことが出来るということです。
FloatingActionButtonのメリット
ユーザビリティの向上が一番のメリットです。
Googleのマップアプリをイメージすると分かりやすいです。マップの上にいくつかボタンが置かれていますが、マップをスクロールしてもボタンの位置は変わりません。「経路」や「現在地」のボタンはいつでも押すことが出来るので、スクロールし直したり、メニューを開いたりといった手間がなく、すぐに操作が出来るようになっています。
使う場面としては、よく使う操作を設定することが一般的です。頻繁に操作を行うということは、実装するアプリにとって重要な操作になります。利便性の観点からも、よく使う操作を設定することでユーザビリティが向上します。
まとめ
FloatingActionButtonの役割とメリットについて説明しました。
FloatingActionButtonは、スクロールしてもその場にとどまるため、いつでもボタンを押すことが出来ます。そのため、どの操作がアプリにとって重要なのかを考えて実装すれば、ユーザビリティの向上につながります。
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