FloatingActionButtonの役割とメリット【Androidアプリ開発】

FloatingActionButtonは通常のButtonとどう違うのか、使用することでどのようなメリットがあるのか説明しています。

FloatingActionButtonとButtonの違い

どちらも押すことでアクションを起こすという点では違いはありません。

大きな違いは、ボタンが他のコンポーネントから独立しているのかという点です。

Buttonは配置すると他のコンポーネントと同じ動きをします。スクロールして見えなくなると押すことは出来なくなります。ボタンを押したい場合は、もう一度スクロールで戻らなければいけません。

それに比べて、FloatingActionButtonは名前の通りFloating(浮いている)しています。ですので、画面をスクロールしたとしても、ボタンはその場にとどまります。いつでも押すことが出来るということです。

FloatingActionButtonのメリット

ユーザビリティの向上が一番のメリットです。

Googleのマップアプリをイメージすると分かりやすいです。マップの上にいくつかボタンが置かれていますが、マップをスクロールしてもボタンの位置は変わりません。「経路」や「現在地」のボタンはいつでも押すことが出来るので、スクロールし直したり、メニューを開いたりといった手間がなく、すぐに操作が出来るようになっています。

使う場面としては、よく使う操作を設定することが一般的です。頻繁に操作を行うということは、実装するアプリにとって重要な操作になります。利便性の観点からも、よく使う操作を設定することでユーザビリティが向上します。

まとめ

FloatingActionButtonの役割とメリットについて説明しました。

FloatingActionButtonは、スクロールしてもその場にとどまるため、いつでもボタンを押すことが出来ます。そのため、どの操作がアプリにとって重要なのかを考えて実装すれば、ユーザビリティの向上につながります。

もっと詳しく知りたい方は、こちらのサイトが分かりやすいです。

学習方法

Javaの基礎を学ぶ

Androidアプリ開発では、JavaやKotlinが用いられます。
いきなりAndroidアプリ開発を学習するのは難しいので、Javaの基礎から学習しておくと理解しやすくなります。

既に、Javaの学習経験・開発経験がある方は必要ありませんが、Java言語を使ったことがないという方は、Javaの基礎から学習することをオススメします。

また、Kotlinに関しては、Javaを簡略したような書き方となっています。Javaの基礎知識がないと学習が難しいですが、Javaの基礎知識があれば、ご自身で調べながら学習することも十分に可能です。

 

独学が難しいと思ったら…

プログラミングスクールを活用してみても良いでしょう。
通常のプログラミングスクールは、数十万円の費用が掛かる場合があり、中々手が出しづらいですが、サブスク型のプログラミングスクールも存在しています。
サブスク型と言っても、通常のプログラミングスクールと同じように、現役エンジニアによるサポートも付いています。
最も安い基本的なコースで、月額1万円ほどとなっており、他のプログラミングスクールよりも初期費用が安いため、気軽に始められます。

Androidアプリ開発を学ぶ

Javaの基礎知識があったとしても、Androidアプリ独特の仕組みがあるため、とっつきづらいです。

Javaでの開発経験があれば、問題を解決しながら学習することも可能です。しかし、(当サイト含め)ネットでの情報は断片的に解説されていることも多く、流れで理解するのは難しいかしれません。

ご自身で調べながら学習することが難しいと感じたら、市販の参考書を活用すると良いでしょう。参考書では、Androidアプリ開発というテーマに沿って、1冊内で解説していく流れとなっていますので、入門書として活用すると理解がしやすくなります。

Kotlin版

Java版

 

Androidアプリ開発
この記事を書いた人

エンジニアとして仕事をしています。
仕事や趣味を通して、開発やプログラミングについて学んだことを綴っていきます。
 ・実務経験は、WEBシステムのサーバーサイドコーディングがメイン
 ・アプリ開発は趣味程度

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